アフリカ大陸マウ川流域に暮らすマウ族は、階層的思考をしない独特の文化をもつ。武蔵野美術大学オートポイエーシス研究チームは、マウの生命的な造形思考に迫るため、マウ族を模倣する制作実験をはじめた。
という設定で行ったワークショップです。設定の詳細は「マウの循環に学ぶ」にあります。
作品の完成イメージを目指して制作にとりかかるのではなく、形が自律生成するプロセスをまず工夫し、その循環に嵌っていくという、表象ではなく行為から始まる制作スタイルを目指しました。
ワークショップに費やしたのはおよそ4時間。この短い時間の中で、意外な発見に出会ったチームもあれば、迂路に嵌ったチームもあります。当初の意図とは無関係に成功を収めたチームもありました。いずれにしても、オートポイエーシスの考え方を実践的な創作手法と結びつけていくための数多くのヒントを含んでいます。
ワークショップの手順はこちら。
最終的に、参加メンバーによるコンペを行いました。多様決コンペの考え方と結果はこちら。