マウ族(ワークショップの手順)

まずは大前提

REMEME新聞 2030年12月6日号 マウの循環に学ぶ

手順

グループ:1~6人
作業期間:12月6日、12月13日の前半
コンペ:13日後半は、提出された作品を教室内に展示して、多様決によるコンペ。
その後、作品はWeb上で公開

エントリーカード

メンバーが決まり、テーマと大まかな方針が決まった時点て、エントリーカードを提出してください。方向性があっているか、相談にのります。

エントリーカードの内容

  • テーマ
  • 参加者リスト
  • おおまかな方針

紙に書いて提出、もしくはこのページのコメント欄へ(あとで消します)

テーマ

テーマは以下から選びます

マウ族の洞窟画

単純で局所的なルールを決める
たとえば、
・マスキングテープに絵を描く
・描画したテープを切って、大判の紙に貼っていく
・テープを貼り換えてもよい
など。
形を作るのではなく「形を作る作動」をまず作る

参考:
「生成のヴィジュアル ‒ 触発のつらなり」展 淺井裕介 村山悟郎 大山エンリコイサム
【資料】「生成のヴィジュアル」展より
落書畑

提出物
・規則、方法を書いた紙
・実際に実験した結果
・以上を含むファイル

マウ族の化粧の進化

連画式に成長させた化粧の進化。美をどこまでずらせるか。
画像の連画的なつらなりを作る
【資料】omo族
【資料】『顔ポイエーシス facepoiesis』と遺伝的絵画(Genetic Paintings) について

マウ族の人工共感覚

共感覚を作る装置を作る。人間を拡張する。
参考:ニール・ハービソンのTEDトーク
(音で色を見る装置。和音が色彩調和。紫外線を聞くこともできる)

マウ族の電子書籍

可能世界のマウ族は、グーテンベルクが登場する前にインターネットをもっていた。さてどんな本を作る?
「読みやすさ」というのは本と人間の共進化で作られている。
奇妙な「読みやすさ」があるはず。
「書きやすいか・読みやすいか」ではなく「これが書きやすい・読みやすいと思える人類が作れるか」。
提出物:書籍の中の数ページ(ページの概念はないかも)を見本で
参考:本を初期化する「タブラ」

マウ族の自律生成する家

全体の設計図をもたず、アリ塚のようにボトムアップで作られる家。
提出物:建築の生成規則と、自律生成したスケッチ、もしくは模型
参考:13人の大工
シュヴァルの理想宮
九龍城、フンデルトワッサーハウス、アリ塚、など

マウ族の学校

オートポイエーシスとして作動するワークショップをデザインする
参考:ワークショップデザイン論

マウ族の音楽

参考
三輪眞弘 村松ギヤエンジンによるボレロ
<「村松ギヤ」は、明治中期まで北海道北東部一帯に居住していたと伝えられるロシア系先住民ギヤック族によって行われていた祭事と言われ、幕末期に北海道 (当時の蝦夷地)で先住民族の現地調査を行っていた松前藩の村松勇作(幼名、勇太)の報告によって現在に伝えられている奇習である。(17人の女たちが作 る大きな円の内周を、5人の男たちが作る小さな円がギアのようにまわっていく) これをボレロ風の西洋的なオーケストラで再構成した作品。>という設定の 逆シミュレーション音楽。(http://www.iamas.ac.jp/~mmiwa/MuramatsuGear.html)

自由課題

そのほか「マウ族の~」形式の作品
自律生成、ボトムアップ、生命システム、オートポイエーシスをテーマにする。