可能人類学

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人間が環境を作り、環境が人間を作り替える共進化的な循環のなかで、人間の在り様はひとつのモードに過ぎません。美や幸福の基準は、美や幸福自身によって生産され、学問は学問の自己言及的な基礎に閉じ込められます。そこで、あったかもしれない、めざせたかもしれない、分岐しそこねた meme〈ミーム〉の島々を、潜在性の海に探し求めるのが可能人類学 rememe〈リミーム〉です。
可能人類学は一貫性を求めるこれまでの学とは異なり、整合性のない多世界を目論む構成的学問です。そのため可能人類学は、rememe への航路を開く〈思考実験装置〉に関心を向けます。

可能人類学 RememeWiki

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