表皮としての服と、好みの服。個性とは何か?

仮説
増えたり移動したりする、おにぎりのような形の「ぬ」
個体の単位は粒子の一つなのか?全体が一つの個体なのか?ということははっきりしていない。
すべての粒子が別の働きをしていて、互いに交流しあうことで生命を維持していることがわかっている。

ほぼ全部の粒子が集まった状態の「ぬ」モデル

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直径、約500mm

 

つぶつぶしていて、常にうごめいている。

突然2つにわかれたり、瞬間移動したりするが、1 日に3回くらいのペースで1つにまとまってじっとしている。

移動先は比較的開けていて広い空間であることが多い。
→広い場所がすき?

こうした「ぬ」の挙動から、「ぬ」には個体どうしの優劣はなく、性があるのかも怪しいという調査結果が得られる。

そうした「ぬ」が地球という環境で「衣服」や「表皮」を必要としたとき、どういった質が好まれるか?
好まれる傾向によって、「ぬ」自身の個性が見出せるのではないか?

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都内の小学校の体育館防犯カメラに映った「ぬ」

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一般市民に撮影された公園で休む「ぬ」

CHIRA RHYTHM

「ぬ」のための服①

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一部に施された大胆なスリッドから、体表がチラッとみえるデザイン。
体表が露出するデザインは、広い場所を好む「ぬ」にとっても着心地がいいかも。
硬い樹脂素材でできているのであめなどを防ぐ簡易の住居にもなりうる。
「少しだけ見える」というチラリズムのエロさがうり。

ざくろ

「ぬ」のための服②

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ものすごくうすい柔らかい素材でできているので、ぬが動こうとするとその動きが外にも見える。(ビーズクッションのような素材)
体のラインが見えることの美しさ、形のギャップをテーマに制作。
①とちがって密閉されてしまうので、「ぬ」の生命活動が可能かは不明
→改善の余地あり。ひっぱると開く巾着のような形が理想的?

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上野さくら

 

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