1996/09/09  ナオコ 今朝の夢はゲゲゲ



(夢)すみれと2人でうちにいる。すみれがベランダでプールをしたいというので、 ベランダをあけようとしたら、すごい雨と風。しまいには雹まですごいいきおいで 降ってきた。そういえば、アメリカですごいハリケーンがきたのが、 日本にも同じのがきたのかな、と思った。家の外をみると、マンションの 最上階は吹き飛んでいて、廃墟みたいになっている。うちもあぶない、とあせる。 なぜか、友人がいて、「このままではあぶないから、うちにおいでよ、」 と、いう。でも、外にすみれをつれて出るのは怖い、とおもったら、廊下に もやがたって、少女?みたいな影がみえた。あの世から来たみたいだ。  なぜか、次の瞬間に学校の廊下にいた。私のほかに4人くらいがいた。 少女の影は解説した。
 「この廊下を通る時、てん、という言葉を連想してはいけません。 その言葉を思い浮かべただけで、あなたは消滅するでしょう。妖怪達が、 てん、を連想させる誘惑をしますが。」
 私たちは、赤とか青とかのもやのかかった廊下を歩いていった。私は、 なにを見ても、やきぶた、と連想する事にした。ゲゲゲのきたろうに出てくる 妖怪たちが1人1人にてんを連想させようと襲いかかっていた。次々と人は 消えていった。私は焼豚、焼き豚、と唱えながら、出口に出た。

 外にでると、廃墟のなか、空はにごったオレンジ色で、あやしかった。 なぜかそばにいた弟は、ここは地球じゃない、という。地平線を見ると、 地平線はまっすぐだった。そのうち、地平線はもやで消えて、オレンジいろ の山が変わりに現れた。私パニくった。うわー、ここはどこだー、すみれは どこだー、
 すると、右に悪魔みたいな格好をした男が現れた。でも、ちょっといい男 だった。マントをひるがえして、黒の手袋の手で私をひっぱっていく。
この人は悪魔みたいだけど、実は天使のような心の持ち主で、私がそれを 見抜けば、もとの世界に帰れる、となぜか思った。(おわり)



「閉じられた箱」リストに戻る