1996/11/01 COCO エレベーター夢
(夢)ある高層ビル。10階に用があってエレベーターに乗る。
しかし例によってエレベーターは10階に止らず48階に来てしまった。
エレベーターのボタンは48階よりは上になかったので、このビルは48階
建てだという事が解る。48階はエレベーターホールが広く向うに会社の
入口がある。みんな船の船長さんのような紺に白のラインが2本入ったユニ
フォームを着ている。女性もそうだ。この会社は海運会社なのだなと思う。
人々がエレベーターに乗ってくるので、少し安心して私は各駅停車のエレベー
ターに乗換える。そのエレベーターには男性2人くらいと女性一人が乗ってい
る。一人で乗るのは怖いから、これで安心だ。エレベーターの数字のプレート
を追いながら、”ああ、もうすぐ10階だ、やっと辿りつける”と思った11
階あたりに来たら、いきなりエレベーターはロープごともぎ取られ、ヘリコプ
ターに吊るされて宙に浮いてしまった。エレベーターは振り子のように大きく
ゆらゆら揺れる。もう死んでしまいそうに怖くて、それでも助かるかもしれな
いと必至にエレベーターの鉄骨にしがみつく。エレベーターの箱は何故か素通
しだ。他の女性はどこへ行ったのだろう。
しかし、エレベーターは何とか無事に地上に着く。必至にしがみついていた
エレベーターの大きな鉄骨はUの字形の小さな金属の棒に変っていた。私は
それを放りなげた。そこは工事現場のような所で人だかりがしている。人々
は我々のエレベーターを見物していた様だった。
私はなにくわぬ顔で歩き始め、蛇腹HPの友人たちが打ち上げをするために
集っている公園へ戻る。みんなでバーバキューをするのだ。そこにはYさん
も自分の犬をつれて来ている。私はみんなに旅行のおみやげを上げようと
ハンドバッグをさぐる。しかし、忘れて来てしまったようだ。Yさんの犬のにも
首輪を上げようと思ったのに。かばんにはなぜかバーベキューのソースをふきとった
ティッシュがまるめて入ってるだけだった。(終わり)
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