rhizome: コンビニ

ミタのロードテスト

東京駅近く、古本屋が軒を連ねる路地がある。路地から大通りにさしかかる門口に立つと、その日買った本に合わせたテーマ音楽が自動的に鳴り響く仕掛けがある。僕は、友人の個展のパンフレットをコピーするためにコンビニを探している。作品は欲しくないが、作品の写真のコピーをどうても手に入れたい。路地の真ん中に置かれたコピー機をみつけ、ともかく使い始める。ミタの開発者だという男たちがあらわれ、いま機械の耐久試験をしているので使わないでほしいと言う。

(2014年8月23日その2)