1996/12/22  Yoshiko Sekiguchi 熱海の摩天楼で
タイガースのコンサート



(夢)熱海の繁華街にそびえ立つ高層ショッピングセンターで、タイガースの 再結成コンサートが行われる。私たちは観客で、ビルの食堂街のエレベー タホールに集まっている。ホールの左側からは熱海の海岸が見え、右側は 山と町が見える。町は香港のようにチャイナタウン風のネオンが密集した 地区になっている。それをバックに、タイガースはビルの外にクレーンで 舞台をつって、そこで演奏をしている。天気が悪く、コンディションは最 悪だし、観客はまばらなのだが、コンサートは強行される。 ジュリーの歌が終わると、カハシカツミ(だと思う)が4 本の太い弦があ るギター(だからベースギターと思われる)を頭上に振り上げ、ソロをと りはじめるのだが、おそろしく音程もリズムも外れている。あれだけ派手 にアクションしながらの演奏で、ここまで調子っぱずれとは、、、と感心 していると、外の雨が激しくなってくる。 大丈夫なのだろうか、と思いながらふと窓からビルの下の路上をのぞくと、 そこは灰色の傘をさした人々が蟻のように地面を埋め尽くして、ぞろぞろ ビルに入って来ようとしていた。 これでもコンサートを続行するのだろうか、と思い、宙づりの舞台の上を もう一度眺めてみると、タイガースは5 人から20人に増えており、舞台の 真ん中をみんなで囲むようにして円陣になって座り、静かに演奏を続けて いる。どうやら彼らは呪術的な演奏の状態に入ったようだ。 コンサートを見続けていると龍が出てくるかも知れないと思ったので、私 は夫と熱海の市内の真ん中を流れる川をたどって、とても有名なワイン屋 を探しにいくことにする。川の上はさまざまな有名店が、竜宮城のような 看板を出している。が、どこまで川を遡ってもワイン屋は見つからない。 そこで、小径を折れて脇の道を探すことにする。有名店はえてしてそうい うところに隠れているものだ。 しかし、脇の道は未舗装の林道で、お店らしきものはみつからない。さき ほどの雨で、道の片側が川のようになってしまっている。しばらく歩いて いると、その流れにのってゴールデンレトリバーの子犬が流れてくる。夫 と、この犬は自分の意思で流れているのかしばらく考えるが、子犬の目は ぼんやりしていて、きっと何も考えていないのだという結論になる。この 犬を拾って帰ったら、うちの犬は怒るだろうか、とまたまたしばらく考え た。

その続きはまったく思い出せません。


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