1996/11/30  Yoshiko Sekiguchi 東京湾上空の夢の続き



(夢)気がついたら、ブーメラン型の中州のような島に降り立っていた。上から 見た限りでは起伏のない砂の島だったのだが、降りてみると右のほうはジャ ングルになっていて、その向こうの谷を越えたところに「ハワイのような」 リゾートホテル群がある。それらは「アメリカでは平均的な、ルームチャー ジ500ドル程度の」ファミリータイプのホテルであることがわかっている。 遠くから、いくつもの部屋の明かりが揺れているのに見とれてしまう。 しかし、ルームチャージが500ドルというと、日本円だと5万円になってしま う。それだと、500ドルパソコンなら買えてしまうではないか、きっとなにか の間違いに違いない、と妙に計算したりする。 そこからの帰りは、南の鳥島の海沿いを伝って千葉のほうに出なければいけ ない。千葉への道は潅木が生い茂って歩くのが大変だ。 千葉からは、湾岸の湿地帯の道を車で東京まで戻る。ところどころに海に付 きだした鳥居があるのをみながら戻ってくると、木更津のあたりからは大渋 滞になってしまう。早く帰りたくてアクセルをいっぱいにふむのだが、車も 動かないし、足も重くなってくる。 車から降りて歩くと、足がもつれてしまって、とても腹立たしく目が覚めた。

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