1996/10/02 サヤカ しあわせな夢
たぶん海の近くのロフト付きの広い部屋で暮らしている。やたらと窓から光が
入って部屋は明るい。どうやらわたしはつい最近この部屋で同棲していた男と別
れたようだ。別に、悲しくもなく、嬉しくもない。ただ、一人にこの部屋は広す
ぎるな、と思っている。
気がつくと、わたしは赤ん坊を抱いていた。この子わたしが産んだんだ、わた
しのカラダから出てきたんだ、と思ったら、果てしなくその子がかわいくなっ
た。顔かたちじゃなくて存在がかわいくて愛しくて手放せないと思った。
その子を抱いて、本当に本当にしあわせな気持ちになった。
そしてシアワセに夢終了。
わたしはまだ子供もいなくて、どっちかというといらないと思っている。恋愛
も見た目が全てとは言わないが、かなり見た目は重要なものだと考える。姿形で
はなくて本当に心から愛しいという気持ちを自覚したのは、たぶんこの夢が初め
てです。
わたしの夢なのにわたしの知らない感情が出てきて目が醒めて不思議でした。
これが愛ってものなのね。よく知らないけど。でも本当にこんなにかわいいもの
なら思いきり過保護に育てちゃいそう。やっぱり子供はいらないなぁ。
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