1997/03/05 能登 シャベル乗り


(夢)
ロケーションの朝、ビジネスホテルに宿泊料金をまだ払ってない気がするが、船の時間が迫っているし、プロダクション名ははっきりしてるのだから、必要なら後で請求があるだろうと、そのまま出かけた僕達はキャラバンに4人乗り、明けたばかりの街をぶっ飛ばす。オレンヂ色の朝日がビルの上層や電柱の天辺を射す。それを見上げ、それにコンパクトカメラを向ける僕は、自分がオフィス用のコマ付き椅子で走っているのを知る。四人がそれで一団となってぶっ飛ばしているのだ。勢いで前の二輪が持ち上がり、椅子ウイリー状態となった時、僕の恐怖感は限界を越え、一人僕は離脱する。路肩に寄って椅子を停止させる。そこに二本のシャベルが落ちている。このところ地震が多い。シャベルの腹を踏んずけて地面に押し付けると、震えでカタカタカタと鳴る。シャベルを二本並べ両方のシャベルの腹に片足ずつを乗せる。振動が全身に伝わって来る。少し体重を前に掛けるとシャベルがゆっくり前に進む。思った通り地震の震動は動力になる。もう少し体重を前に掛けてみる。その分スピードが増す。僕は思い切ってグイと体重を前に掛ける。バイクのような加速感、シャベルは相当なスピードで疾走する。これは画期的な乗物の発明かも知れない、僕は興奮する。スケートの得意な人には嬉しい乗物だろう。シャベル乗りは確かにスケートのバランス感覚を必要とするが、発見者の僕には残念ながらそれはない。僕は転倒の恐怖と戦いながら、なるべく冷静に、ゆっくりと体重を後ろに戻して、なんとかシャベルを無事停止させる。通行人が何事かと、僕の顔をしげしげ見やる。あまりもの日常感覚の欠落に、僕はちょっぴり恥ずかしい。(〜夢)

松山のビジネスホテルでの夢です。伊豆の群発地震が心配です。こんな夢を見てる場合じゃないかも。


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