1995/04/14金 COCO 昼間の世界と夜の世界の境目
(夢)
飛行機にのって何処かの都市の上空を飛んでいる。下界のビルなどがすぐ
そこに見えている。さっき夕暮時に離陸したばかりのようで、今飛行機は夜の
世界へ飛んでいく所だ。飛行機に乗ると昼間の世界と夜の世界の境目が見える
らしいことは前から聞いていた。地上と違って夕暮というものではないのだ。
ちょうど、飛行機がその境目にかかると、いままでかかっていた雲がさっと
切れて(雲といっても日本の古い絵巻物みたいな平面的な雲)その向うにいま
までにみた事もないような美しい星空が広がっている。ここは空の上で宇宙に
も近いのだ。しかし、今回は宇宙までは行かない。空の高い所に居るので少し
不安だが、なんとも不思議ないい気分だ。飛行機の座席というものはなく展望台
のような所でその情景を見ている。子供の時に想像した宇宙船のイメージ。
「今すばらしい情景を見た」と回りの人に話すが回りの人は誰も見ていない。
私の話にはあまり関心がないようだ。
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