1995/12/09  COCO 高級住宅



(夢) 東京都世田谷のある住宅地にいる。世田谷だが起伏が多い所で、丘の一番 はじっこに立派な家がある。まだ新築で庭も雑草一つ生えていない。その家は ウチの実家の10倍くらいはあって、にわも広い。庭の右の方は山で前は数本 植えたばかりの木があり、丘の下への通路ができている。 実はその家に行きインタビューをすることになっている。そこには20代の娘 と母親が住んでいる。父親は仕事で留守。「すごいですねこんな素敵な家に 住んでて」というと娘は「いえ、でも少し頑張ってしまいました。庭も私が 作ったんですよ」「でも都内の一戸建てでこんなに広くて」などどいう会話を する。庭はクネクネと蛇行した"くまで"の跡のようなものがついている。

庭の右手の山はちょっとしたハイキングコースになっているらしく、老人たちが リュックに帽子というスタイルで往来している。道のわきは崖だ。しかし、見て いると山が徐々にくずれそうだ。危ないから、早く登り切るように下のみんなで 叫ぶと老人たちのグループは大急ぎで登り切る。なんだ、意外にみんな早足なん だなと思う。また、崩れると言われてあせった一部のオバさんたちが大急ぎで 降りてくる。何もこの期に及んで危ないなぁと思う。すると徐々に山が崩れてく る。といってもなんだか期待に反したへんな崩れかただ。始めて山くずれを 見る事ができると思って期待していたのに。実は山は土ではなく団ボールや布でできていたのだ。土を含んだ布袋の ようなふよっとした塊がはがれだしている。

駅のロビーのような所でこれから帰らなくてはならない。もう8時をまわる ところだ。そこでふと思い出した。今日は勉強の補習の日でMさん宅にもう 先生が来ているだろう。ましてや勉強は7時からだ。急いで電話をしなければ ならない。まず電話を探すと一つは女子高生2人が使っていてダメ。しかし すぐに開いている電話を見つける。手帳を開けてMさんちの番号を探し10円 を探す。10円玉は沢山あるし手帳も開いた。しかし、なんだか興奮してかけ られない。通行人も電話をかけたそうにしているが、私の様子を見て行ってし まう。悪いなぁとは思うのだが。(終わり)


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