96/07/19 COCO コピー機で脱穀
非常に寝苦しい夜でした。自分は大学生。駐車場にいる。
クラスメートのM君が近所まで車に乗せてくれるというので話にのる。他にも
クラスメートが何人か同乗するらしいのだが、それぞれみんな自分の車を
持っているらしい。みんなの車を見てみると、M君はベンツ、Cちゃんは
ちょっとちゃちな感じの”き緑色”のワゴン、Kちゃんは霊柩車のような車
に乗っている。その車というのは黒いワゴンで後側がガラスばりになってい
て、花が沢山つんであるのだ。私は自分だけ車を持っていない事になんだか
コンプレックスを感じている。車が出発するまでの間駐車場のわきにある
輸入食品の店をみる。楽しい店で、クッキーやチョコレートなど大きな缶の
ものから小分けのものまでいろいろ揃っている。(ソニープラザみたいな店)
不思議なクッキーの缶がある。絵本に出てくるような熊のキャラクター(
パディントンではない)と何か不思議な図形が書いてある。その図形は夢に
出てきた不思議な文字だという。うまくレイアウトしてあってデザイン的に
非常に優れているなと関心する。(一度起きる。)
また土曜日の午後大学にいる。もうすぐ教務課も終わるような時間だ。
みんなコピー機の順番を待っている。その列にはコピーを取る人と米袋を
持っている人がまじっている。私は米袋を買ってきたのだが、その米袋は
コピー機で脱穀しなければならないと言われているのだ。コピー機で脱穀
するにはフィーダーカセットをみなはずして米を入れるのだが、これが慣
れないとちょっとてこずる。セルフサービスの所ではわからないので、
教務課の方へ行ってやってもらおうと思う。オタオタしていたら自分は列
の一番後になってしまった。一番後でもとにかくやってもらええればいい。
コピーを取る人と脱穀をする人はいちいち装置の切替をしなければならない
のでなかなか自分の番が回ってこない。イライラしながらみている。脱穀を
終わると教務課ではその米に何か漢字の書いてある布をおまけにくれること
になっている。それを何種類か出してきてどれがいいか聞かれる。コピーを
待っている間、教務課の人がなにやら古いカレンダーを出してくる。
1958年とか1838年とか全ての暦がページごとにちぐはぐなカレンダーだが、
とにかく古くて不思議なカレンダーだ。私はその紙質とインクの刷りにじみ
に感動してそのカレンダーがとても欲しいと思う。みんなが見ている横から
わりこんで、「このインクのにじみがいいんだよねー」等と言う。
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