当時主流だったPC-9801パソコングラフィックスのハードウェア制約は、640×400画素、一画面中で同時に使える色数は16色(それぞれの色は4096色のパレットから選べる)というものだった。16色をモノトーンのグラデーションに設定することによって、画素の値同士の演算が可能になる。16色諧調表現に特化したペイントシステム Tableau-16 と、それによる作品を相互に進化させながら制作する。Tableau はその後、Super Tableauの原型になる。これらのテクニックとツールのソースコードは、『ターボ・グラフィックス』で公開している。