もし人間にはじめから視覚がなかったら、わたしたちはどんな自己を思い描きどんな自画像を描くだろうか。触覚的自我は、自分と環境の境界、他者を見ることと触ることの違い、触覚的な輪郭、触覚的な写像など、視覚を閉ざすことによって立ち上がるさまざまな問題を、滑らかな白い紙と、ざらざらの黒い紙を用いて形にしていく哲学実験ワークショップです。
触覚的自我は、武蔵野美術大学基礎デザイン学科で試みた2008年の第一回から2015年までに13回実施され、500人を超える参加者が視覚のない人類を体験しました。仮に視覚的な自画像を100枚並べれば100の顔が並びますが、触覚的自我の100枚はおよそ共通性をもたない100のなにかになります。
触覚的自我は、武蔵野美術大学基礎デザイン学科で試みた2008年の第一回から2015年までに13回実施され、500人を超える参加者が視覚のない人類を体験しました。仮に視覚的な自画像を100枚並べれば100の顔が並びますが、触覚的自我の100枚はおよそ共通性をもたない100のなにかになります。
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