斜面に並ぶアトラクションをひとつひとつ攻略し、パルテノンの丘を登りつめると、そこにはMYSTで見た池が広がっている。ボートを漕ぎ出し、いくつかある桟橋のひとつを選ばなくてはならない。
桟橋Aに足をかけると、その拍子に船が離れてしまう。しかたなくたどりついた桟橋Bは、そのあと豪雨の森が待ち受けていている。Aがいちばん楽だったと原田さんが残念そうに言う。
ずぶ濡れのまま階段席いっぱいマッサージチェアが並ぶ会場で空席を見つける。厄介な機械式ロックを開けるのに手間取っているうちにカウントダウンが始まり、一斉にはじまるマッサージのチャンスを逃してしまう。
原田さんが、シール状の地図を使ったワークショップを始める。地形シールをはがすと地図記号が現われる。いや記号をめくると地形のほうがいいんじゃないのか、と反論すると、いつもの長い議論が始まる。
(2014年5月6日)