公募展の腐った体質に反逆する現代美術家が、作者も作品もないという主張をこめて、モデルさんの顔にコンセプトを書きはじめる。目の下に塗った白粉に「視線をエンハンス」と文字を書き込んでいる。これは作品かと訊くと、作品ではなくモデルだ、と頑なに否定する。
(2013年11月2日その1)
公募展の腐った体質に反逆する現代美術家が、作者も作品もないという主張をこめて、モデルさんの顔にコンセプトを書きはじめる。目の下に塗った白粉に「視線をエンハンス」と文字を書き込んでいる。これは作品かと訊くと、作品ではなくモデルだ、と頑なに否定する。