高層の建物の非常階段に隣接した角部屋で深く眠っている。自分の寝息が聞こえる。柳子さんとhapiraさんがそばにいる感覚がある。hapiraさんの手が僕の顔を触っているが、死人のように冷たい。その冷たい腕をつかみたいのだが体が動かない。そうか僕はhapiraさんに看取られるのか、それは意外だった、と思う。
(2016年1月11日)
高層の建物の非常階段に隣接した角部屋で深く眠っている。自分の寝息が聞こえる。柳子さんとhapiraさんがそばにいる感覚がある。hapiraさんの手が僕の顔を触っているが、死人のように冷たい。その冷たい腕をつかみたいのだが体が動かない。そうか僕はhapiraさんに看取られるのか、それは意外だった、と思う。