一次元セルオートマトンによって生成されたテクスチュアを、テキスタイルデータとして直接コンピュータ制御の織機にかけて織り上げた。連続した反復のない模様としていっきに生成したデータは、8インチフロッピディスクを介してカヤバ工業の織機にかけられた。CGのコンテストに応募したところ、受付けの段階で画像以外はCGでないとして撥ねられる。1986年当時は、形の自動生成に関する意識は十分に成熟していなかった。セルオートマトンのアプリケーションとしての織物の可能性を最初に認めてくれたのは、フィリップ・ケオ氏だった。