「アリア」/安斎利洋



Comment:

Date: Tue, 21 Sep 1999 10:46:54 +0900
安斎です
光島さん、荷物は無事着きましたでしょうか?
以下、「アリア」について補足です。

J.S.バッハのゴールドベルグ変奏曲から「アリア」の冒頭の2小節です。ゴールドベルグは、この「アリア」をテーマにした変奏曲です。これから始まるビジュアルな即興演奏の種に、ふさわしいかと思いました。光島さんは、子供にレーベルの名前をつけちゃうくらい音楽好きですので、説明は不要かもしれませんが、楽譜の記号についていくつか説明をしておきます。
絵は、バッハの楽譜をほぼ再現しています。五線は省きましたが、音の高低は合っています。音の実体は、丸い球です。丸の横にあるひし形(実際の楽譜では点)、球についた棒の先についている羽、棒と棒を横渡しする太い線は、音の長さについての指定です。3音目の球の上についているぎざぎざは、装飾音(飾りの音)です。実際の楽譜ではぎざぎざに縦棒一本がついていて、音をいったん一音下げる飾りです。アリアの冒頭を、タンタンタリラータ、タンタラタラーとあらわすと、タリラー、の、タリ、にあたります。
球を連結している三日月のような形は、楽譜の中ではいろいろな意味をもちますが、ここでは羽のついた音を、あとの音を出す前に一瞬ひっかけるという指定です。タラタラー、の二つの、タ、がそれです。
以上、蛇足だったかもしれません。点字を水玉模様として遊んでしまうように、音に関連づいた形の面白さを、自由気ままに遊んでください。

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