中村理恵子 (なかむらりえこ)
アーティスト、東京大学大学院情報学環非常勤講師。
北海道生まれ。
武蔵野美術大学油絵学科卒業後、美術研究所や商用パソコン通信会社勤務(私、物語るに詳しく)。
1992年コラボレーッテッド・アート「連画」をはじめる。2002年、「連画」の進化系「カンブリアン・ゲーム」公開。
2005年、愛・地球博にて「連続カンブリアンゲーム」企画、運営。
以降さまざまなアートプロジェクトや「マチスましーん(マチスの機械)」などワークショップを開発、実践する。
学校現場や、大学、研究機関、企業などと連携する機会も多い。
2008年、YouTubeに「連画チャンネル」オープン。
日々、 100号の油絵キャンバスやパソコンと同居しながらアート作品の制作ばかりでなくSNS上の日記やコミュニティ、
古武道( 杖道 じょうどう)に熱中。
★中村理恵子ホームページ@カンブリアン
(2009/
04現在)
■ 発表・活動歴詳細
1985年
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3月31日
「めェェエ組の喧嘩」(劇団入道雲/博品館)衣装デザイン制 作 |
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1986年
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10月4日-25日 「貌-かんばせ-R自身のためのDESSIN」展(渋谷美術研究所 階段画廊オープン記念) |
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「パオプ・ドリーマー」(ネームレス・スタジオ/パモス青芸館)舞台美術、衣装デザイン制作 | ||||
1987年
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8月29日-9月2日 「HOP・STEP・DROP」(ネームレス・スタジオ/シアター・グリーン)舞台美術、衣装、セットデザイン制作 |
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季刊「こころ」(邑心文庫 ゆうしんぶんこ)表紙制作 | ||||
1989年-1992年
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商用パソコン通信会社マスターネット潟tォーラム企画・運営 「デジタル時代の著作権を考える」、「女性と仕事」、「エンジェルスの不思議な国」など |
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1991年-
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12月14日 「連画-Linked Image-」の創作 http://www.renga.com/ |
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1993年-1994年 | マルチメディアソフト制作プロダクション鞄d脳商会にてアートデ ィレクター |
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1994年
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IMAGINA`94(モナコ)「連画」発表 「SIGGRAPH'94−国際連画」 米/オーランドと日本とを結んだ初の国際セッション |
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「二の橋連画」(NTT/ICCギャラリー)20人の クリエイターによる多人数セッション | ||||
1995年
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「ISEA`95-国際連画」 カナダのモントリオー ルで開催されたISEA'95の会場と日本をインターネットで結んだセッション |
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「Visual Jazz1995」ライブ連画セッション(幕張&晴海) | ||||
1996年 | 「'96元旦連画」歌人の俵万智をまじ えた共同通信社のお正月特別企画 |
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「北京 連画Renga in Beijing1996」 中国の高名な書道家、高峡氏とのアナログ、デジタル混合セッション | ||||
1997年 | 「グローバルコ ラボレーション連画1997」 世界7カ国のアーティストをインターネットで結ん だ国際連画 |
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1996年-1997年
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ネットワークシアター[連芸座]プロデュース http://www.renga.com/rengeiza/index.htm (株)ジャストシステム運営のJust-Net上にて「夢鍋」、「MONO」など、インターネットを使 ったアートやコラボレーションの実験的な仮想劇場を企画運営 |
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「Moppet連画」子供とネットワークをテーマにした体感的なネットワークペイントシステムをNTTと協力し て開発、コンテンツ運営 | ||||
1997年-1998年 | 東京造形大学 非常勤講師 |
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1998年 | 「未来の標本箱」 朝日新聞元旦別刷り/特集のための連画 |
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1997年-1999年 |
「絵ことばコミュニケーションシステム」研究開発 (NTT 、東大先端研) |
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1998年
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「天球作図機 MAGIC KEPLER」発表 (五島プラネタリウム(渋谷)の巨大スクリーン上に、インタラクティブなペイントを実現する 球面ペイントシステムをNTTと協力して開発。これを使ったイベント、コンテンツの企画運 営。) |
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1999年10月
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「絵ことばコンポジション@駒場東大」企画運営(東大先端研/未公開) 絵文字によるコミュニケーションの実証セッション |
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1997年-1999年
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「連画メソッドの応用実験」プロデュース (MMCAによるコンテンツ支援事業) ・全盲の造形作家との連画セッション;「触覚連画」 ・連画環境支援システム「TheWALL」の開発 ・「TheWALL」を使った国際セッション;インターウォール連画、学校現場でのセッション;大口台連画 |
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1999年- |
「触覚連画2」制作、発表 |
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分散コンピューティングによるコミュニティウェア「スピーチ・バルーン」の研究開発(DVL) | ||||
1999年−2001年
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Interwall」の研究開発(IPAベンチャー支援事業) P2P(Peer to Peer)環境下での連画環境支援システム |
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2000年
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7月 連画ガジェット「砂絵交信機」公開 (21世紀夢の技術展「ゆめテク」IBMブースにて) |
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2002年− | 3月 ポストIT連画;「カンブリアンゲーム」(東京大学安田講堂) http://cambrian.jp/ |
2002年−2005年
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学校連画:絵のリレー@D-project(デジタル表現研究会) http://www.d-project.jp/2005/renga/index.html |
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2003年_________
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10月 金沢大学 非常勤講師( 2003年−2007年)
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2004年_________
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9月 12月3日-5日 12月大晦日−2005年1月
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2005年______
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1月 |
2006年_________
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2月 尚美学園学園 招待講演 「アイディアを爆発させる方法」 3月 メルプロジェクト・シンポジウム2006 「メディア表現、学びとリテラシー:メルプロジェクトの播種(はしゅ)」 |
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2007年_______
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2月 「BadPingtongバドピントン」新たな室内スポーツ?公開 9月 10月 |
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2008年_______
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8月 |
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■ 著作物など
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■ 受賞歴
1991年 | 「AVA/NICOGRAPH CGグランプリ」「NICOGRAPH 第10回記念CG優秀賞」受賞 (財団法人日本コンピュータグラシックス協会) |
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1992 年-1993年 | IMAGINA(National de l'Audiovisuel :INA/仏)入選 |
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1994 年 | SIGGRAPH `94 (Association for Computing Machinery:ACM/米) The Edge, Art & DesignShow 2部門に入選 |
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1995 年 | 第1回情報文化学会賞 大賞受賞「連画の創作」 (情報文化学会) 「シェア・アート連画の発信」電子ネットワーク挑戦賞受賞 (電子ネットワーク協議会) マルチメディアグランプリ'95ネットワーク部門アート賞受賞 (財団法人マルチメディアソフト振興会:MMCA) |
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1997年 | 「Moppet連画」;「Prix Ars Electronica97」(オーストリア)Interactive Art部門Honorary Mention入選 |
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2000年 | 12月07日 「触覚連画」,ISEA2000(Symposium on Electronic Art /仏)Creativity and the Web 部門入選&論文発表「"TactileRENGA - A process of Rediscovery of color"」 |
2006年
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10月 カンブリアン・ゲーム@『日本のメディア芸術100選』 アート部門の自由投票で2位 http://plaza.bunka.go.jp/hundred/bumon_art.html |
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■ 論文発表
1995年 |
10月 「連画コミュニケーションシステムの基本構成」 マルチメディア通信と分散処理ワークショップ 中村理恵子,木原民雄,安斎利洋,草原真知子,三浦史光,佐藤哲司 |
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1997 |
「Moppet」,cyberarts Prix Ars Electronica 97 中村理恵子,安斎利洋,木原民雄,藤井孝一,森脇裕之,鈴木宣也 |
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1997年 | 11月 ネットワーク共有空間での人間の動きによる描画と演奏」 情報研報97-DPS85-11 中村理恵子,安斎利洋,木原民雄,藤井孝一 |
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1998年 | 4月 「絵ことば通信システムの基本構想」、絵ことばサンプル制作 情報研報97-DPS-88-4 木原民雄,安斎利洋,安田浩 |
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1999年 | 1月 プラネタリウムに描画する多人数インタラクティブ全天周映像システム 情処研報99-DPS-91-5 情報処理学会, 木原民雄,安斎利洋,中村理恵子,太田博満 |
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1999年 |
6月
絵ことばコミュニケーションシステムと絵ことば基本コレクション, DICOMOシンポジウム,情報処理学会 木原民雄,中村理恵子,安斎利洋,安田浩 |
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1999年 |
9月
ネットワーク共有空間での人間の動きによる描画と演奏, 情報処理学会論文誌Vol.40,No.9 木原民雄,藤井孝一,中村理恵子,安斎利洋 |
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2000年 |
1月29日
分散協調型コミニュティ形成システム−スピーチバルーン 情報処理学会研究報告2000-IM-36-8/2000-EIP-7-8 斉藤隆之、安斎利洋、中村理恵子、村崎達哉 |
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2000年 |
1月29日
連画コラボレーションを支援するパノラマ空間ペイントシステム−TheWall 情報処理学会 研究報告2000-IM-36-9/2000-EIP-7-9 安斎利洋、中村理恵子 |
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2001年 |
2月14日
分散協調型計算ミドルウェアとマルチメディア共有操作環境の開発 IPA成果発表展示会 斉藤隆之、安斎利洋、中山真樹、芦野俊宏、中村理恵子 岩元隆幸、古川令子、柴田司都 |