夢を覚えていない理由
たしかに夢を観たはずなのにどんな夢だったか思い出せないことがよくあります。
これは、なぜ夢を覚えていないかというひとつの説です。
夢は夢を管理しているおじさんがいて、それぞれの人にそのときの状態にあった夢を配っています。ねむりにおちる瞬間に「はい、これがあなたのきょうの夢」といったかんじで配られます。じっさいに、おじさんのすがたや声はみえたり聞えたりしませんが。
目が覚めて少しの間はその夢をたいがいの人は覚えています。が、ぼーっとしているまにおじさんが、さっさとやってきて、夢を記憶ごと回収していきます。
回収された夢は、またどこかの誰かに配られます。そうして、いろいろな人を通っていった夢は少しずつ成熟して、やがて、夢のかけらとなります。
この話は、あくまでひとつの説であってほんとうのところはわかりません。じっさいに夢を管理しているおじさんをみた人はだれもいないのですから。