1997/01/24 Yoshiko Sekiguchi 友達の結婚



(夢)友達のF村T子が、I塚君と結婚するので、式のプランをいろいろ相 談するために、お茶をする約束になっていた。F村とI塚は、もう10年 くらいつきあっているので、大変めでたいことだと思った。ところが、 F村は約束の時間にひどく遅れてきたうえ、とてもしんみりとしていた。 聞けば、彼女はI塚が結婚するという話をきいて、当然自分とのことだ と思って計画を進めてきたのに、今日I塚と話していて、彼が結婚しよ うとしているのは自分ではないのだ、ということに気が付いたのだとい う。
勘違いしていたF村にはかわいそうだけど、どうしてそんなことに今ご ろ気づいたのだろうか。あまりにも悲しい勘違いではないか。 ここまで考えて、ふと、これは夢で、ほんとうはF村とI塚はおととし 結婚して、私も式に呼ばれたのではなかっただろうか、と思い始める。 目を覚まして、本当のことを思い出さなければと、じたばたしてしまっ た。

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