1997/01/20 Yoshiko Sekiguchi 起きたら雪が降っていたという夢



(夢)朝おきたら、雪が降っていた。ものすごい大雪で、あとからあとから 降ってくる。庭ももう25センチくらいの積雪だった。
犬が喜ぶだろうな、と思いつつ、お散歩にいくまでもうちょっと寝よう と、ふとんの中にもどってうとうとしていたら、急にふすまを開けて夫 が入ってきて、私の親戚の○○ちゃんが亡くなったという。どうして彼 がその子のことを知っているのかと思ったが、そんなことがあったので は、犬と雪遊びをしているわけにもいかない。
早くお散歩にいっておけばよかった、と思っていると、また夫がふすま をあけて、今度は○○ちゃんのいとこの××ちゃんが亡くなったという。 「これだって」と夫は手で胸を突き刺すまねをしていた。
雪はますます激しく降ってきているのに、多分私は犬と遊ぶことはでき ないだろう。かわいそうな犬のことを考えて悲しくなるが、親戚が二人 も死んでしまったのに、犬のことばかり考えている自分は冷たい人間な のかもしれないと思う。
そうこうするうちに、雪はどしゃぶりの雨にかわって、庭の雪は全部融 けてしまった。

「ただ近道をしたかっただけなのに」リストに戻る