1996/02/11 COCO 2階までの長い長い旅
(夢)授業に遅れそうだ。夫と二人でいるが、学校の4階の講義室
までいかなければならない。しかし、2階に行く階段もエスカレータも近くに
ない。今、校舎の正面ロビー近くにいる。正面ロビーは巨大な図書館で、ガラ
スばりの温室のような読書室になっている。一般の解放もあり、オバさんたち
で賑わっている。そのロビー正面のエスカレータから登ってはどうかと思う。
まず、今いる建物を出て表に回らなければならない。表に回ると一般の解放と
いうだけあってエスカレータには列が出来ている。現在15分待ちだそうだ。
おまけに入場料を1200円も取る。
数秒のエスカレーターにそんなに取ると
は!と思って建物の横に回る。そこは山になっていて、大学はその山の斜面を
利用したつくりになっている。山を登れば2階教室に入れるというものだ。
そこには用務員らしき人がいて、はしごを貸してくれるらしいが、その梯も長
い事使っていないらしく、途中で段がなくなっており、とても登れる状態では
ない。
そこから登るのを諦め、今度は建物の反対がわにまわる。誰も使用して
いないエスカレータがある。照明も消えているがエスカレータは動いている。
そしてそこに隠しカメラがあるそうだ。もう授業はどうでもよくただ2階に
登ってやるという気持だけになる。監視カメラに映ることを解っているという
意志表示をするにはおどけて夫をおんぶして登ろう(!)と思う。そうして登って
おりてきてしまう。
また別のエスカレータを探すと、今度は普通に使用
しているエスカレータがある。人が大勢利用している。そこの監視人は前の事務
所の友達M君だ。彼は監視カメラのエスカレータの話を知っていて笑っている。
そのM君のエスカレータを利用して2階に登ると、田舎のスーパーのようにオバ
さん向けのバッグをいろいろ売っている。ダサいのばっかだが面白いので一つ一
つ手にとって見る。
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