1990年ごろ 乾いた砂  あずさ28号


(夢)
藍色にさえみえる澄んだ空と金色に光る砂の地平線だけが広がっている。
遠くで、一人の女性が立ち上がる。
褐色の滑らかな背中、腰から下は白い布がはためいている。
急速に彼女にズームアップする。
彼女の髪(たぶん黒いのだろう)は長くて輝いている。
風はなく空気が熱い。
彼女の背中に触れてみたいと思う
。 (〜夢)

英語バージョン開始おめでとうございます! 英語圏のひとの夢ももう送られてきましたか?

ところで以前夢の意味にこだわったことなのですが、夢うらないを信じているわけで はないのです。あるキーワードがひきおこすイメージはひとによってそれぞれ違うけれどおおまかには民族レベル(特定の文化や歴史、宗教等を共有する)で分類できるのでは。それぞれの共通の根と枝葉をもつ夢の樹木(意識の樹木?)が存在していると思うのです。それゆえ本来、欧米人の夢うらないはアジア人にはあまり意味がないはずです。(その逆も)また過去の人々の夢辞典も、現代の人々には昔ほど力をもちません。(昔はあったんでしょうね)
現在の夢の樹木は地域差がたいしてないけれど、各個人レベルで細分化しているので 夢は本人以外には意味がないのでしょう。(ちょっとさみしいことかもしれません) それでも伝承がもつ裏の意味を探るのは古い物語を読むようなそれなりの楽しみがあるものですから。

しかし、みなさんは夢を良く覚えていますね!
この頃は特に目が覚める直前しか思い出せないのです。
いろいろみてるらしいのですけど・・・。



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