マチスましーん

Matisse Machine

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マティスの機械

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マティスは晩年、ニースのアトリエに篭り、切り絵の手法でたくさんの絵を描きました。体力の衰えたマティスにとって、切り絵は便利な画材であっただけでなく、線と形を純化する機械でもありました。
『マチスましーん』は、切り絵とデジタルを組み合わせた新しいワークショップです。切り絵で作られた作品は、カンブリアンの木につながるだけでなく、「マチスプール」の循環遅延回路を通り、木霊します。

●デジタル画像の入力装置は、はさみと色紙

『マチスましーん』の入力装置は、マウスでもタブレットでもなく、紙とはさみ。切るだけでなく、折ったり、貼ったり、穴をあけたり、差し込んだり、工作のようにして絵を作っていきます。完成した絵は、スキャナやカメラでデジタル画像に。

●カンブリアンの木が育ちます

作品は、デジタルネットワークの「カンブリアンの木」につながります。あなたの好きな作品を選び、物語や形の連想でつながる新しい作品を作ってください。木はどんどん大きく成長します。

●紙の断片が、プールを通して循環します

切り絵を作るとき、ほかの人が作った切り絵や、その切りくずを溜めた「マチスプール」から素材を選ぶことができます。プールの中で見つけた鳥の切り絵を、野菜に変えてもかまいません。そうやって作ったあなたの切り絵も、デジタル化したあとに、プールに返してください。

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マチスましーんワークショップ 2005.7 .8

2005年7月8日 @フジテレビ冒険王

2005年8月16日 @万博瀬戸会場・対話劇場

マチスましーん@横浜大口台 2007.2

http://cambrian.jp/oguchidai2007/

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