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algorithm
They sprout on the land of pixel space.
They wish to grow without bending,
but inhibit themselves from cutting each other.
They repeat trial and error;
they grow and branch only when they achieve adaptation.
They slowly become less willing to grow straight,
and begin to coil.
When they are exhausted to a certain degree,
they stop to grow and die.
彼らは画素空間の土地に発芽する
彼らは曲がらずに伸びたいと願うが
他の枝と交差することを嫌う
彼らは試行を繰り返し
適応する形をみつけると成長し、分岐する
彼らは疲労すると、しだいに曲がることを許容し
蔓巻き始める
彼らは疲れ果てると成長を断念し、死ぬ
representations
exhibitions
作品名もまだついていないRamblersを見て、「喜ばしい螺旋」と言った人がいる。旋回する彼らの表情は、形の発見に嬉々としているように見える。
「人の意のままに制御する」というのが、長年われわれがつきあってきた工学的規範であった。しかし、人の「意」とはなにかというところにわれわれを連れ戻すのが、A-Lifeをはじめとする自律的システムだ。「意」は人の側だけにあるのではなく、遍在している。
ぼくは彼らに「交差を避けよ」と命令している。その苦しい命令に拘束されながら、彼らはけっこう楽しんで仕事をしているよう見える。見えるのではなく、彼らは確かに迂回を好んでいる。いつのまにかぼくは、彼らの「意」のままに、彼らの棲息空間を開拓する宿主になっていたのだ。
Ramblersは、Algolism-Representationという作品形態をとる。作品の本体はアルゴリズムである。展示されているリプリゼンテーションは、楽譜の演奏、台本の上演にあたり、多様な可能性の一部である。
A-Life World「人工生命の美学」展1993
PROMETHEUS 現代の錬金術師たち展 1994 P3(四谷)
『ディジタル・ランドスケープ』展 1994 幕張キャノンギャラリー
『テクノロジーと創造性のダイナミズム』展 1995 大阪デジタルアートギャラリー