短命のカエル

その蛙は子供で、言葉を話すことができる。彼は僕の膝の上にのって、いろいろな話をした。彼といるのが楽しかった。彼は言葉を話せるのに、蛙だから寿命が短い。彼はもうしばらくすると死ぬはずだ。だから、僕は彼となるべくたくさん遊ぼうと思っている。

(1996年3月30日)